【しっかり解決!】テンプレートっぽく見せないWEBデザインのコツ

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コーポレートのホームページを制作していると、「なんだかテンプレートで作ったみたい」と感じる瞬間があります。またテンプレートを元にデザインを進める際も、仕上がり具合に納得いかないときもあります。情報は整理されているし、きれいには見える。でも、どこかよくあるサイトに見えてしまう——。

私自身、制作の現場で何度もその壁にぶつかってきました。そして気づいたのは、テンプレート感の正体は“派手さが足りないこと”ではなく、その会社らしさが画面ににじみ出ていないことでした。

この記事では、デザインが得意じゃない人でも実践できるコツを、できるだけやさしい言葉でまとめます。

それではどうぞ。

レイアウトは“少しだけ変える”くらいがちょうどいい

レイアウトは、基本的にはよくある形で大丈夫です。
会社のホームページに必要なのは、びっくりするデザインよりも見やすさや安心感だからです。

でも、テンプレートそのままだと、どうしても整いすぎて無難な印象になりがち。
そこで役に立つのが、ほんの少しの「くずし」です。

「くずし」は、きれいに並びすぎた配置にちょっとだけ変化をつけること。
その小さな違和感が、見る人の目線を自然に動かしてくれます。
文字を大きくしたり、写真を少しずらしたりするだけで、ページにリズムが生まれ、テンポよく読み進めてもらえるようになります。

むずかしく考えなくて大丈夫。たとえばこんなことから始められます。

  • 見出しだけ少し大きくしてメリハリをつける
  • 写真をぴったり枠に入れず、少しだけはみ出させる
  • 左右対称にしすぎず、どこか1カ所だけ配置を変える
  • セクションごとに背景色を変えて区切りをわかりやすくする
同じ内容でも動きやサイズで大きく変わります

ポイントは、“やりすぎない”こと。
1画面に1〜2カ所くらいの小さな工夫で、サイトの印象はぐっと変わり、テンプレ感が減ります。

写真の使い方ひとつで、印象は大きく変わる

オーソドックスなレイアウトでも、写真次第で印象はがらりと変わります。
同じ配置でも、写真の表情や切り取り方が違うだけで、まったく別のサイトに見えることはよくあります。

人物を複数人で見せるときは、

  • あえて横顔だけでそろえてみる
  • 人物を切り抜いて背景の色で変化をつける
  • 写真の明るさやトーンを統一する

といった工夫だけでも、ぐっと雰囲気がまとまります。

同じ画像でも背景をそろえると一体感が生まれます

テンプレートの形は同じでも、写真にひとつルールを足すだけで、サイトに“その会社らしさ”が生まれます。

余白は“空きスペース”ではなく、雰囲気づくり

デザインにおける余白は、ただの空いている場所ではありません。
ものとものとの距離を表すための大切な要素です。

詰め込んで熱気を伝えたり、クールダウンさせて一息つかせたり——
余白は「間」を演出できるもの。

同じ内容でも、ぎゅっと詰まったレイアウトはにぎやかになり、
ゆったり余白を取ったレイアウトは落ち着きを感じさせます。

同じ内容でも余白を調整すると印象が変わります

どちらが正しいではなく、「どんな気持ちで見てほしいか」に合わせて距離感を選ぶことが大切です。

色は“会社の雰囲気を翻訳するもの”

配色も、テンプレート感を左右する大きなポイントです。

  • コーポレートカラーをそのまま置いただけ
  • 文字と背景のコントラストが弱い
  • 強調したい場所がわかりにくい

こうした状態だと、せっかくの内容も印象がぼやけてしまいます。

色はただの飾りではなく、その会社の雰囲気を画面に翻訳するもの。
やさしい会社なら柔らかいトーン、技術が強みなら締まった配色——そんな意識があるだけで、見え方は大きく変わります。

小さなルールを“ひとつだけ”決める

難しいことをたくさんやる必要はありません。むしろ効果があるのは、シンプルなマイルールです。

  • 写真は自然光だけにする
  • 人物は目線をそろえる
  • 角丸の大きさを統一する
  • 余白の基準をひとつ決める

同じ人物でも目線をそろえるだけでまとまります

たった一つでもルールがあると、サイト全体をつなぐ軸になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はテンプレートっぽくならないWEBデザインについてご紹介しました。

デザインしてみたもののテンプレートっぽく見えてしまうのは、センスがないからではなく、その会社をどう表現したいかが、まだ画面にのっていないだけかもしれません。

まずレイアウト、写真と余白と色に、ほんの少しだけ意思をのせる——読みやすさを意識しすると少しこだわった部分がある程度あるだけでも充分かもしれません。それだけでホームページは、どこかで見たものから“デザインされたサイト”へ変わっていくことでしょう。

今回の記事が、ホームページ制作の際に参考になれば大変うれしいです。

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person_editこの記事を書いた人
デザイナー コジコジ
プロフィール写真

2020年入社。四半世紀(!)以上に渡りデザイナーとしてWEBはもちろん、パンフレットや、ロゴ、各種広告など幅広いデザインに従事。デザインの記事をメインに楽して役立つブログを心がけております。一番好きな寿司ネタはイカ。

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